公益財団法人 兵庫県営林緑化労働基金

兵庫県の森林の概要

土地利用の現況

兵庫県の森林面積は、令和4年3月末現在(以下同じ。)560,080haで、県土面積に占める森林の割合は67%であり、全国平均とほぼ同じです。
また、民有林は529,780haと県森林面積の95%を占めており、国有林は30,299haと少ない状態です。

民有林の所有形態別面積

民有林の所有形態別面積は、個人有林が272,281haと全体の51%を占めているが、慣行共有林が77,724ha(15%)であり、兵庫県は全国的にみて慣行共有林が多いという特徴を持っています。
 また、公社造林・機構造林も51,197ha(10%)と全体の1割弱を占めています。 ※公社造林…ひょうご農林機構  機構造林…森林研究・整備機構 森林整備センター

民有林の樹種別面積

民有林の人工林面積は221,571haであり、スギが109,359ha(49%)と全体の約半数を占めています。次いで、ヒノキが92,551ha(42%)、マツが17,096ha(8%)であり、この3樹種で人工林の99%を占めています。  また、兵庫県の人工林率は42%であり、全国の人工林の平均(41%)とほぼ同じです。

林業の担い手の動向

林業就業者数 県内の林業就業者は、社会保障制度の充実、機械化による労働環境の改善などにより新規就業者の確保が進みつつある。
就業者数は、令和3年度末で750人と平成12年度の1,485人から半減するものの60歳未満の人数は維持している。

兵庫県の森林植生分布図

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